今回ご紹介させて頂きます株式会社グローバルコミュニケーションズ様は、企業向けの基幹システム(税務/人事/給与等) 開発を経て、現在はカービジネス業界・金融業界を中心にシステムの提案/設計/開発/運用のトータルソリューションを提供されております。
新規システム開発から既存システムの改善まで お客様のご要望に合わせたトータルソリューションの提供を得意とされており、多くの企業様から高い評価を受けられております。
プライバシーマーク取得のきっかけは?
お客様のシステムやWEBサイトの保守を行う中で、取り扱うデータの中にはかなりの量の個人情報が含まれており、情報漏洩が起こらない体制構築やルールの整備が必要と考えていました。
プライバシーマークを取得する過程で、体制構築やルールの整備ができることに加え、今後の新規顧客の開拓にあたっては第三者認証を得ていることが条件になることも想定され、取得が必要であると判断しました。
取得作業中に苦労された点は何ですか?
数多くのシステムの保守を行っているため、その中で取り扱う個人情報のフローを整理しながら特定する作業が特に大変でした。リスク分析が大変だと聞いていましたが、この部分はリスク分析ツール「V-folio」を利用することで負担なく作業を進めることができました。
現地審査はいかがでしたか?
審査をされているという感覚は全く受けませんでした。弊社のリスクを丁寧に指摘頂き、こうしたらよいのでは?というアドバイスも数多く頂きました。審査の中で運用方法を見直す良い機会にもなりました。
バルクのコンサルタントはいかがでしたか?
経験が豊富で業界の特性に合わせた運用方法をわかりやすく、丁寧にご指導いただけました。さすがプロだなと感じました。レスポンスも早かったと思います。短期間での取得の希望に対しても、タスクやスケジュールを整理して頂けたことで、希望通りのスケジュールで進めることができました。
取得したことで変わったことはありますか?
個人情報の取り扱いについては注意していましたが、プライバシーマークを取得したことで従業員の意識が相当高くなったと思います。これまでは明確な社内運用ルールがなかったため、個々の判断で対応していた部分がありましたが、今回取得を通じてしっかりしたルールができあがったことで、安全かつ適切な運用ができるようになったと感じています。
今後の課題はありますか?
プライバシーマークは取得してからが本当のスタートですので、従業員全員で高い意識を持って、運用に取り組んでいきたいと思っています。
また、取得の際は主に私一人で推進してきましたので、次回の更新に向けて、社内体制の強化も図っていきたいと考えています。
ありがとうございました。