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三井ショッピングパークに第三者が不正ログイン 会員情報流出した可能性

2025年10月、「三井ショッピングパークポイント メンバーズページ」において、第三者による不正ログインが確認された。
運営の「三井不動産商業マネジメント」社によると、公表時点で同社から会員のメールアドレスやパスワードなどの情報が外部に流出した事実は確認されていないものの、会員情報の不正閲覧やポイント不正利用の可能性があるという。
三井不動産商業マネジメントは、三井不動産グループの商業施設運営を担う企業で、「ららぽーと」や「三井アウトレットパーク」などの大型ショッピングモールを管理している。

同社によると、不正ログインを行ったとみられるアクセスは海外からのもので、通信経路を遮断するなどの対策を実施中だという。
被害対象とされているのは、会員が登録した氏名、性別、生年月日、住所、電話番号、メールアドレスなどの個人情報、ログインIDやパスワード、ポイントなど。
また、警察および個人情報保護委員会へ報告を行い、捜査や再発防止に向けた協力体制を取っている。

同社は利用者に対し、次のような対策を呼びかけている。

・ポイント利用履歴の定期的な確認
・パスワードの変更(他のサイトと同じものを使用している場合は特に注意)
・英数字と記号を組み合わせた安全性の高いパスワードの設定

同社は「引き続き調査と技術的対策を強化し、利用者が安心してサービスを利用できる環境づくりを進めていく」とコメントしている。

【参考記事】
https://www.mf-shogyo.co.jp/