2025年10月、電力機器や産業用ロボットメーカー「ダイヘン」のグループ会社で第三者による不正アクセスが判明。
同社グループのタイ現地法人「DAIHEN ELECTRIC Co., Ltd.(ダイヘン・エレクトリック社)」のシステムが被害を受け、システム上の一部情報が外部へ流出したとされている。
公表によると、流出が確認されたのは同社が運用している特定のシステムの一部情報という。
対応として、外部からのアクセスを遮断し、パスワードの変更などの緊急対応をすでに実施したとのこと。
現時点で、操業や製品出荷といった業務への影響はなく、タイ国内のシステムに限定されていることから日本国内のサーバーやネットワークには影響がないと説明されている。
また、問題のシステムには日本の顧客情報は保存されていなかった。
同社は「関係者の皆さまにはご心配をおかけし、深くお詫び申し上げます」とコメント。
今後も再発防止策を進めていく方針を示している。
【参考記事】
https://www.daihen.co.jp/