2025年9月、沖縄県名護市で、国勢調査業務中に、調査員が個人情報を含む資料を紛失。
調査区の地図や、51世帯分の氏名や住所、世帯員数が記載された調査世帯一覧が対象とされている。
名護市によると、9月21日に調査員が市内の辺野古地区で調査票の配布と説明を行っていた際に資料を紛失したとのことで、資料の不足に気づいた調査員が現場周辺を捜索するも見つからなかった。
翌日、公民館を通じて一部の資料が見つかっており、その後住民からの届け出により、26日までに紛失資料の一部が回収されている。
記載されていた個人情報は氏名、住所、世帯員数などが含まれていた。
市は「現時点で個人情報が不適切に利用された事実は確認されていない」と説明。
対応として、関係職員に資料管理の徹底を指導し、調査員や指導員に対しても再発防止の周知を実施している。
市の職員は該当する51世帯を訪問して事情を説明し、謝罪を続けている状況。
名護市は「今後このようなことが再び起こらないよう、調査資料の管理体制を一層強化する」としている。
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