2025年9月22日、山陰地方を拠点とする放送事業を展開する「山陰放送」が送信したメールにおいて、応募者の個人情報が誤って表示される事案が発生した。
同社によると、本来であれば送信先を非表示にする「BCC」を使用すべきところ、担当者の操作ミスにより「TO」欄に入力して送信。
これにより、受信者全員に他の応募者のメールアドレスが閲覧できる状況となった。
流出した情報は応募者160名分のメールアドレスだった。
氏名や住所、電話番号など、その他の個人情報は含まれていないという。
山陰放送は対象となった160名に対し、別途謝罪と経緯の説明を実施。
誤送信メールの削除を依頼している。
再発防止策として、メール一斉送信時のダブルチェック体制を導入するほか、個人情報の取り扱いに関する全社員への再教育を実施するとのこと。
同社は「皆様の信頼を著しく損なう事態となったことを深くお詫び申し上げる」とコメント。
個人情報保護の徹底と管理体制の強化に取り組む姿勢を強調している。
【参考記事】
https://www.bss.jp/