国内学会向けの旅行手配サービスを提供している「三喜トラベルサービス」社ホームページが、不正アクセス被害を受けた。
社内調査の結果、同社の国内学会宿泊予約サイトの一部が改ざんされていたことが判明。
調査を進める中で、2025年6月に開催された国内学会の宿泊予約を同社のサイトを通じて行った顧客の個人情報が流出した恐れがあるという。
対象となるのは氏名、住所、電話番号、メールアドレスの20名分。
クレジットカード情報など決済に関する情報は含まれていなかったとされており、第三者による不正利用や二次被害は確認されていないと説明している。
同社は対応として国内宿泊予約サイトを閉鎖。
流出の可能性がある顧客に対して、個別に連絡を行っている。
また、今回の事態は個人情報保護委員会に報告された。
今後はホームページでの情報発信を続けるとともに、セキュリティ対策の強化や個人情報管理の徹底を進め、再発防止に努めるとしている。
【参考記事】
https://www.icic.co.jp/