兵庫県西宮市で個人情報が記載されていた調査票が紛失した。
これはが同市が毎年実施している「高齢者実態把握調査」に関する調査票で、195名分が該当。
調査票には氏名、住所、電話番号、生年月日、世帯状況、緊急連絡先などの個人情報が含まれていたとのこと。
調査票は、地域で高齢者を見守る役割を担う民生委員が保管していたが、2025年8月7日に「調査票を誤って処分した可能性がある」との報告が市に入り問題が浮上。
関係者への聞き取りによると、不要書類を整理・廃棄した際に調査票を含む関係書類を誤って処分したという。
調査票は外部に持ち出された事実はなく、第三者による情報の悪用は確認されていないとされている。
市は、個人情報が記載されていた195名の高齢者に対し、順次訪問して説明と謝罪を行っており、西宮市健康福祉局は「今回の事案を重く受け止め、個人情報の管理徹底や紛失時の対応マニュアルの周知を改めて行う」と説明している。
今後は管理方法の見直しや注意喚起を継続し、再発防止に取り組むとのこと。
【参考記事】
https://www.nishi.or.jp/