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ホームステイ先家庭の情報が流出 メール誤送信【福知山公立大学】

2025年7月4日、福知山公立大学(京都府)の国際センターにおいて、メールの誤送信により個人情報が流出する事故が発生した。
同センターは、海外からの短期留学生を受け入れるプログラムを運営している。

2025年7月2日、同センターが委託する業務受託者が、ホームステイ先となる家庭4名に対し、プログラムの案内メールを一斉送信した。
本来、受信者のメールアドレスが他の人に表示されないよう、BCC(ブラインドカーボンコピー)を使用して送信すべきところ、誤ってTo(宛先)欄にアドレスを入力。
これにより、4名分のメールアドレスが他の受信者に表示される事態となっている。
さらに、メール本文にはホームステイ先となる家庭2名分の姓が記載されていた。
問題が発覚したのは7月3日で、送信先からの連絡によるものだった。
メール送信時に、宛先欄に誤ってアドレスを入力し、個別に連絡すべき内容を一斉送信に含めてしまったとされている。

大学は同日中に、対象者全員に対し謝罪メールが送信。
再発防止に向け業務受託者に対し、個人情報の適切な管理とメール送信時の注意事項を徹底指導したという。
今後は、複数宛先にメールを送信する際、BCCを使用し、複数の担当者による確認を行う方針とのこと。

【参考記事】
https://www.fukuchiyama.ac.jp/