2025年5月、東京都多摩地域を中心に放送・通信サービスを提供する「多摩テレビ」において、顧客の個人情報が記載された郵送物が誤って別の住所へ送付されるミスが発生した。
同社によると、誤送付があったのは「マイページ認証コード」が記載されたハガキ54件分とされている。
これは、契約者がオンライン上の会員ページを登録・利用するために必要な「お客様番号」および「認証コード」が含まれたもので、本来は請求書などと同様に顧客が指定した別住所に送るべきものだったという。
しかし2025年5月10日に発送されたハガキのうち53件が、誤ってサービス利用者の元へ送付されていたことが判明。
顧客からの指摘によって1件の追加誤送付も明らかになった。
同社は速やかに該当の認証コードを無効化し、新たなコードに差し替える対応を実施している。
現時点で、第三者による不正なマイページ登録などの被害は確認されていないとのこと。
多摩テレビは、「お客様にはご迷惑とご心配をおかけし、深くお詫び申し上げます」と謝罪表明。
今後は、作業手順の見直しや従業員教育を徹底し、再発防止に努めるとのこと。
身に覚えのないマイページ登録などが行われていないか心配な場合は、契約している事業者に確認を取ることが推奨されている。
【参考記事】
https://www.ttv.co.jp/