婚活イベントの企画・運営事業を行う「トータルマリアージュサポート」で、不正アクセス被害が判明。
同社が運営するイベントサービスサイト「エクシオジャパン」で、個人情報が外部に流出した可能性が浮上している。
問題が明らかになったのは、2025年6月24日。
ある利用者から、「同社のドメインに酷似した偽サイトを使ったフィッシングメールが届いた」との報告があり、トータルマリアージュサポート側が調査を開始。
精査の結果、2025年5月19日から7月1日にかけて、公式サイトへの不正アクセスが行われていたことが判明した。
今回影響を受けた可能性があるのは、同社が提供する婚活関連サービスを利用・登録した利用者の個人情報。
姓名・ニックネーム・生年月日・メールアドレス・電話番号・趣味や生活に関する項目で、910,795名分が被害対象と報告されている。
同社は、不正アクセスを受けたプログラムの修正とともに、外部の専門機関によるシステム点検と調査を実施しており、現在は安全性を確保した状態だという。
また、個人情報保護委員会（日本の個人情報保護に関する監督機関）への報告と、所轄警察署への被害申告もすでに済ませているとのこと。
被害を受けた可能性のある利用者には、不審なメールや電話への対応に注意し、ログインパスワードの変更を行うよう呼びかけている。
同社は「本件を重大な問題と認識し、第三者機関と連携してセキュリティの強化を継続する」としており、今後の調査状況や対応方針についても順次公表していく方針だという。
【参考記事】
https://www.exeo-japan.co.jp/
