埼玉県は、2025年6月10日から19日までの間、移住相談会の申込みフォームにおいて、申込者4名の個人情報が第三者から閲覧可能な状態になっていたと発表。
これは、業務を委託している特定非営利活動法人「100万人のふるさと回帰・循環運動推進・支援センター」が、Googleフォームの設定を誤ったことが原因とされている。
問題が起きたのは、同センターが7月開催予定の移住相談会の受付フォームを作成した際、本来は無効にすべき「結果の概要を表示する」機能を誤って有効に設定したことによるもの。
開催済だった別の相談会に申し込んだ4名分の氏名、年齢、性別、住所、電話番号、メールアドレスなどの個人情報が外部から閲覧可能な状態になっていたとされている。
設定ミスは、6月19日に受託者が気づいたことで発覚した。
県は対応として、該当機能を無効。
対象となった4名には、6月24日にセンター側から謝罪と説明が行われた。
今後の対策として、移住相談会などのイベント受付に関するフォーム公開前には、県と主催団体の双方で事前確認を行う運用に改めるとしている。
【参考記事】
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0106/news/