段ボールを中心に取り扱うメーカー「トーモク」社は2025年5月8日、同社グループの一部サーバーがランサムウェアによる不正アクセスを受けた。
発表によると、被害は5月3日に発生。
攻撃を受けたサーバーは暗号化され、これによりオンライン受注システムが使用不能となっている。
そのほかの被害状況については現在も調査が進められている。
一方で、FAXや電子メール、ウェブサイトを通じた受発注業務、ホームページやメールシステムの運用には影響がなく、通常通り稼働しているという。
生産体制自体も維持されており、オンライン以外のルートでの受注には支障がないとしている。
同社は現在、外部の専門家および警察と連携し、被害状況の調査とシステムの保護・復旧作業を進めているが、完全復旧にはなお時間を要する見通しだという。
トーモクは「関係者の皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけしていることを深くお詫び申し上げます」と謝罪。
今後、新たな事実が判明した場合には、ホームページ等で随時公表する方針を示している。
【参考記事】
https://www.tomoku.co.jp/