公益財団法人「茨城県国際交流協会」で、メールアドレスの流出が発生した。
2025年4月10日、同協会が実施する「IBARAKI ネイティブコミュニケーションサポーター制度推進事業」において、サポーターの個人メールアドレス25件が流出する事案があった。
同協会によると、2025年4月7日、委託先がサポーター25名に対して3月分の活動報告提出を依頼するメールを送信した際、本来「BCC」で送信すべきところを誤って「TO」で送信してしまったという。
これにより、受信者同士で互いのメールアドレスが見える状態となっている。
流出した情報は、IBARAKIネイティブコミュニケーションサポーター25名分の個人メールアドレスとのこと。
誤送信に気付いた職員が、直ちに誤送信先に対してメールの削除依頼と謝罪を行った。
原因は、メール送信時の人為的なミスであり、送信前の確認が不十分だったことが要因とされている。
対応として、4月8日に受信者へ流出報告と謝罪、当該メールの削除依頼が行われた。
また、同日には事業の委託元である茨城県県民生活環境部多様性社会推進課にも、事案発生の報告と謝罪が行われた。
再発防止策として、同協会は今後、メール送信時には複数名による内容と宛先の確認を徹底するとともに、個人情報を含む情報資産の管理体制を強化する方針を示している。
【参考記事】
https://www.ia-ibaraki.or.jp/