2024年12月20日、福島市の桜ケ丘病院で、個人情報が記載された書類が散乱している事態が確認された。
公表では18日午前中、市民から「予診票が散乱している」との通報が寄せられたことで問題が発覚。
散乱が確認されたのは、2009年度に桜ケ丘病院付属栄町クリニック(福島市栄町)でインフルエンザ予防接種を受けた81名分の予診票やそのコピーで、県道や歩道、駐車場など約700メートルにわたって散乱していたという。
予診票はクリアファイルに入った状態のものもあり、同日中に病院と市側で回収が完了したとのことで、現在のところ個人情報が悪用された形跡は確認されていないとされている。
問題となった予診票は、2023年6月末に閉院した同クリニックの備品の一部だったとのことで、閉院後に職員が処分可能な書類を段ボールに梱包し、焼却施設へ搬入したとされる。
このことから病院側は「人為的なミスではない」としており、警察への相談を予定しているという。
同時に影響対象となった患者には個別での対応を進めているとのこと。
【参考記事】
https://www.sakuragaokahp.com/