水処理関連事業の大手「栗田工業」社でランサムウェア被害が確認されている。
被害が確認されたのは、同社の北米連結子会社である「クリタ・アメリカInc.」で運用されているサーバー上だという。
2024年11月29日、子会社のセキュリティ監視システムが異常を検知。
調査の結果、複数のサーバーがランサムウェアに感染し、内部に記録されていたデータが暗号化されていた。
サーバーに保管されていたデータとして、顧客情報や取引先情報、従業員情報などが含まれていたとのこと。
同社は対応として、被害を受けたサーバーをネットワークから切り離し、主要なサーバー復旧を実行。
公表時点で業務に大きな支障はないと報告されている。
現在、外部専門家と連携し、原因の特定や詳細な調査を進めているとのことで、「お客様や取引先にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」とコメントしている。
【参考記事】
https://www.kurita-water.com/