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247名分のマイナンバー情報をロッカーごと誤廃棄 業者で溶解処理される事態に【笛吹市】

山梨県笛吹市は2024年12月13日、同市の環境推進課が保管していた特定個人情報を含む書類を誤廃棄したことを明らかにした。

笛吹市環境推進課では、個人番号(マイナンバー)を含む重要書類を施錠されたロッカー内に保管していたが、2024年9月27日から30日にかけて行われた執務室のレイアウト改修中、当該ロッカーを鍵がかかったまま廃棄したという。
当該ロッカー内には、個人番号提供書や報酬振込先用紙などが入っており、書類には住所、氏名、生年月日、電話番号、個人番号、口座情報などが含まれていたことが確認されている。
影響対象となったのは2023年度の廃棄物減量推進審議会委員や環境指導員など、計247名分だったとのこと。

市の調査では、廃棄されたロッカーの処理は契約業者によって適切に溶解処理されたことを確認しており、現時点で個人情報の流出はないとしている。
また、関係者への説明会を開き謝罪を行うとともに、必要書類の再提出を依頼した。
市は今後の対策として、特定個人情報の取扱いに関する規定を全庁で再点検し、各課長を対象とした文書管理や情報保護の研修を実施する予定と説明している。

【参考記事】
https://www.city.fuefuki.yamanashi.jp/shisejoho/index.html