10月16日、国立大学法人宮崎大学のメールアカウントが不正利用され、大量のスパムメールが送信される事態が発生したという。
これにより当該アカウントの過去送受信したメールデータが流出した可能性が判明している。
同日、大量の配信不能メールが外国から送られていることに気付き問題が浮上。
調査の結果、第三者がこのメールアカウントを利用し、スパムメールを発信していたことが判明した。
さらに、翌日の17日にこのアカウント内のファイル確認を行い、個人情報が含まれていることも確認されている。
原因は当該アカウントのパスワードの脆弱性が狙われたこととみられている。
公表時点では、送信されたスパムメールの件数や流出した情報の範囲など詳細調査を継続中とのこと。
同大学は「今後は情報管理の徹底を図り、再発防止に努めていく」とコメントしている。
【参考記事】
メールアカウントの不正利用事案について
https://www.miyazaki-u.ac.jp/