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159名分の成績原票が紛失 159名分の個人情報が記載【大阪府】

大阪府立の高等学校で、1年生159名分の個人情報が記載された「成績原票」の紛失が判明。
成績原票には、生徒の名前や成績、出席番号などが含まれていたことが確認されている。

公表では、担任教員が成績の整理作業を行った際に成績原票が使用されている。
その後、別の教員が原票を確認しようとした際に紛失が発覚。
職員室、校内全体で捜索が行われるも公表時点でも発見に至っていない。
原因としては、学校の規定で成績原票は施錠可能な場所に保管されるべきだったものが、施錠されていないロッカーに保管されていたことが一つとされている。
また、個人情報の管理に必要な管理簿が存在しなかったことも管理体制の不備として挙げられている。

同校は対応として、当該学年の生徒保護者への説明会を実施。
今後の再発防止策として、成績原票やその他の個人情報を含む書類を施錠可能なロッカーで厳重に管理し、管理簿を新設する方針とのこと。
また、大阪府教育庁は府内の全府立学校に事案内容を周知し、個人情報の適切な取り扱いに関する注意喚起を行うとしている。

【参考記事】
個人情報が記載された書類の紛失について
https://www.pref.osaka.lg.jp/cgi-bin/hodo/citizens.php