三重県医療保健部医療政策課で、メールの誤送信による情報流出が発生した。
県によると、2024年9月19日に医療政策課は医療機関8か所に向け、「医療提供体制推進事業費補助金」に関する交付申請依頼のメールを送信。
しかし誤って、1医療法人の昨年度の申請内容が記載されたファイルが添付されており、法人役員10名の個人情報と法人情報が流出する事態となっている。
メールには医療法人役員の氏名、生年月日、性別が含まれ、法人情報としては名称、事業費、補助金額が含まれていた。
原因は、本来送信すべきは空の申請様式だったが、担当者が十分な確認を怠り、昨年度のデータが入力されたファイルを誤って添付していたことと説明されている。
県は対応として、医療機関へ訪問による説明と謝罪、当該メールの削除を依頼。
再発防止策として、添付ファイルの数を最小限に抑えることや、添付ファイルの内容を必ず確認するダブルチェック体制を強化する方針が示されている。
【参考記事】
誤った添付ファイルのメール送信による個人情報等の漏えいについて
https://www.pref.mie.lg.jp/index.shtm