神奈川県海老名市において実施された講座で、申込者の個人情報が流出する事態が発生した。
該当講座は「ゲートキーパー養成講座」で、委託事業者であるアルファビリティ株式会社が開催したもの。
公表では、2024年9月27日から10月7日までの間、同講座のweb申し込みフォームで申込者が他の申込者の情報を閲覧できる状態になっていたという。
表示されていた情報には、氏名、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、勤務先情報が含まれており、合計29名分の個人情報が影響を受けたとみられている。
10月7日に市民からの問い合わせで判明している。
原因は、申し込みフォームの作成後に市や委託事業者がテストを十分に行わなかったことが挙げられている。
市は対応として、即座にweb受付を停止し、問題のフォームは閲覧できない状態に修正。
その後、影響対象となった申込者に対し謝罪と詳細な説明を行っている。
市と委託事業者は再発防止に向けて、複数人による確認体制の強化などの体制見直しと徹底を図るとしている。
【参考記事】
令和6年10月8日【リリース】：市の委託事業者が実施する「ゲートキーパー養成講座」の予約申し込みにおける個人情報漏洩について
https://www.city.ebina.kanagawa.jp/index.html
