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教員採用メール誤送信し情報流出 公的システムではなくフリーメールを使用【千葉県】

千葉県教育庁北総教育事務所にて、講師登録依頼を行う際、設定ミスにより講師登録同意者のメールアドレスが誤って一斉に共有される事故が発生している。

2024年10月3日、千葉県教育庁北総教育事務所は、公立学校教員採用候補者選考時に講師登録に同意した197名に対して講師登録依頼メールを送信。
しかし、翌日このメールを受け取った同意者が、他の受信者のメールアドレスが見える状態で送信されていたことを指摘し問題が浮上した。
調べから、送信者が公的な県組織のメールシステムではなく、フリーメールを使用していたことが判明。
加えてメールアドレスが非表示となるべき設定を誤ったことも確認されている。
これにより、講師登録同意者全員のメールアドレスが他の受信者に見える状態で送信されていた。
なお、公表時点で流出したメールアドレス情報が流出した事実は確認されていないとのこと。

教育事務所は対応として、同意者全員に謝罪と送信済みメールの削除依頼を実施。
再発防止策として、今後は複数職員によるメール送信時の確認徹底や、情報セキュリティ研修の強化が掲げられている。

【参考記事】
電子メール誤設定による個人情報漏えいについて
https://www.pref.chiba.lg.jp/index.html