包装材料や工業用製品を製造・販売を行う「藤森工業」で、ランサムウェアによるサイバー攻撃被害が検知された。
攻撃が検知されたのは2024年9月14日で、同社の生産管理システムと基幹システムの一部サーバーが暗号化されており、さらに攻撃者からの身代金支払い要求が確認されている。
公表時点で侵入経路や手口、被害範囲などは調査中とのことで明らかになっていない。
同社は攻撃者からの身代金支払い要求を拒否し、被害を受けたシステムをネットワークから遮断している。
バックアップシステムを使用して生産や出荷業務を再開、復旧を進めているものの、完全復旧には時間がかかる見込みとされている。
今後は再発防止策を策定しつつ、関係者に必要な通知を行う予定と説明されている。
【参考記事】
ランサムウェア被害の発生について
https://www.zacros.co.jp/
