埼玉県の春日部市で、75歳以上の高齢者世帯の名簿が紛失したと公表された。
同名簿は、同市内の民生委員に高齢者を見守る活動を支援する目的で貸与されていたもので、対象者は62世帯89名分とされている。
名簿には氏名、住所、生年月日、年齢などが記載されていた。
市の調査によると、名簿は2024年3月頃、民生委員が自宅で書類整理をしていた際に誤って廃棄された可能性があるという。
2024年9月12日時点で名簿は発見されておらず、情報流出に関する報告もないとされている。
春日部市は対応として、該当する高齢者世帯を職員が訪問し、紛失の経緯を説明し謝罪を実施。
再発防止策として、すべての民生委員に対して名簿の取り扱いに関する研修を行い、月に1度名簿の所在確認を行う方針としている。
【参考記事】
「75歳以上の高齢者世帯名簿」の紛失について
https://www.city.kasukabe.lg.jp/index.html