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岩手銀行、450の法人顧客情報記録されたテープ紛失 機器内に残したまま廃棄

2024年8月3日、株式会社岩手銀行は顧客情報が記載された電子記憶媒体の紛失を公表した。

公表によると、紛失したのは法人用FB(ファームバンキング)システムのバックアップデータが保存されたDATテープだった。
システム部が電子記憶媒体の点検を行った際、2021年1月13日で稼働を終了したFBシステムのバックアップテープが1巻紛失していることが判明。
その後の調査で、同システムを廃棄した際に誤ってテープを機器内に残したまま廃棄した可能性が高いとされている。
このテープには2020年12月14日から2021年1月13日までの顧客情報が含まれており、振込依頼人コードや口座番号など450の法人が影響対象とされている。

同銀行は、情報が外部へ流出した可能性は極めて低いとしており、現時点で顧客情報が不正に利用された事実、顧客からの連絡や問い合わせもないと説明している。
今後の対応として、情報管理に関する厳格な取扱いを全役職員に再度徹底し、再発防止に努める姿勢を示している。

【参考記事】
お客さまの情報が記載された電子記憶媒体の紛失(誤廃棄)について
https://www.iwatebank.co.jp/