全国科学博物館協議会で、メールの誤送信による情報流出が発生したとのこと。
同協議会は自然史・理工系の科学博物館を中心とした組織で、事務局を国立科学博物館が務めている。
2024年7月5日、同協議会から加盟館園へ連絡メールを送信した際、宛先をBCCで送信すべきところを誤ってCCで実行したため、受信者間互いにメール内容が閲覧できる事態となっている。
加盟館園のメールアドレス222件が影響対象で、うち78件は個人情報に該当するものだったという。
同日、当該メールの受信者から指摘を受けて判明している。
協議会は対応として、全誤送信先に個別で謝罪とメール削除依頼を実施。
公表時点で情報の悪用などによる二次被害は確認されていないものの、不審な連絡に注意するよう呼びかけている。
再発防止策として、今後はメール一斉送信時に職員複数人で確認することを徹底するとのこと。
【参考記事】
全国科学博物館協議会事務局(国立科学博物館内)におけるメール誤送信による個人情報(メールアドレス)の漏えいについて
https://www.kahaku.go.jp/