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目黒区の小学校、クラス全員分の児童情報が誤表示 保護者からの指摘で判明

2024年7月11日、東京都目黒区の小学校において児童の情報が誰でも閲覧可能な状態だったと公表された。

問題があったのは区立小・中学校で実施されている東京都統一体力テストの結果を記録するアプリで、児童のログインIDおよびパスワードが同じクラスの他の児童にも閲覧可能な状態になっていたという。
同学校では東京都統一体力テストの結果を児童自身が入力するため、アプリへの初回ログインを学校で実施し、その後は自動ログインができるように設定していた。
しかし、この作業中にクラス全員分のログインIDおよびパスワードの一覧表が、誰でも閲覧可能な場所にアップロードされ、そのままの状態で児童に端末が返却されたことで問題が発生している。
保護者からの指摘により判明した。
閲覧可能となっていた情報には、同じクラスの児童の学年・組・出席番号・氏名・東京都統一体力テストの結果、記録アプリのログインID、パスワードなどが該当しており、この状況は2024年5月21日から2024年7月11日までの期間続いた。

同学校は即座にログインIDとパスワードの一覧表を削除し、全児童のパスワードも変更。
今後は個人情報の管理体制を強化し、再発防止を図るとしている。

【参考記事】
https://www.city.meguro.tokyo.jp/kosodatekyouiku/gakkoukyouiku/kyouikuiinkai/index.html