長野県駒ヶ根市において、市制施行70周年記念式典の参加者募集の際、申込者の個人情報が閲覧可能な状態となる事案が発生した。
公表によると、原因は参加申込フォームの設定ミスとされており、申込完了後に表示される「前の回答を表示」というリンクをクリックすると他の申込者の情報が閲覧できる状態だった。
閲覧可能だった個人情報は、2024年6月12日から2024年7月3日までに式典参加申し込みを行った28名分で、氏名、電話番号、住所が含まれていたという。
市は事案発覚後、問題のあった申し込みフォームを閉鎖し、影響対象となった申込者に謝罪と経緯説明の連絡を行なっている。
今後の対策として、電子申請サービスの操作研修を実施し、複数チェック体制の強化や全職員への注意喚起を進めることで再発防止を図るとしている。
【参考記事】
申請フォームの設定ミスによる情報漏えい事案
https://www.city.komagane.nagano.jp/gyosei/index.html