資料ダウンロード

【東京ガス】顧客約416万名分の氏名・住所など流出の可能性 原因究明続く

東京ガスは2024年7月17日、子会社である東京ガスエンジニアリングソリューションズ(TGES)のネットワークに不正アクセスが発生し、約416万人分の個人情報が流出した可能性があると発表した。

発表によると6月26日、外部専門機関の調査によりTGESのサーバーに保管されている個人情報が不正アクセスにより流出した可能性があることが判明。
被害対象として、TGESがインフラ管理システムを提供しているガスや水道事業者の顧客約416万名分の個人情報が流出した可能性が確認されており、氏名、住所、連絡先が含まれる。
さらにTGESの従業員約3000名分の個人情報である氏名、住所、口座情報と、TGESの取引先企業や法人契約の氏名やメールアドレス、口座番号、マイナンバー情報なども対象となっている。

東京ガスは、外部の専門機関と協力し原因究明や個人情報が不正に利用された事実がないか継続的な監視を実施していると説明。
また、影響を受ける顧客や従業員に対しての状況説明を行い、取引先企業や影響を受ける可能性のある個人に対して、必要な情報を提供していくという。
同社は「今後、外部の専門機関の協力も得て、原因究明を進め、再発防止に取り組みます」とコメントしている。

【参考記事】
https://www.tokyo-gas.co.jp/index.html