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【日光市】職員が被保険者9,549名分の個人情報を誤ってメール送信

栃木県日光市において、メールの誤送信による個人情報流出が発生したという。

市の公表によると、健康課の担当職員が市職員8名と、関係機関の会議出席者3名にそれぞれ会議資料をメールで送信した。
2024年6月15日、健康課で送信済みメールを確認したところ、送信した会議資料内に個人情報が含まれていたことが発覚した。
誤送信されたデータには、被保険者証番号、氏名、生年月日、年齢、性別、郵便番号、住所、電話番号、管理番号、健診結果などが含まれていた。
影響対象者は後期高齢被保険者3,981名と、特定健診受診者5,568名の計9,549名とされている。

市は対応として、全誤送信先の関係者に当該メールとデータの削除を依頼。
外部への情報流出や不正利用などは確認されていないとのこと。
また、メール内に個人情報が含まれていた対象者には書面で、状況説明と謝罪が行われる予定。
今後の対策として、メールに添付するデータは作業用フォルダから直接添付せず、提出用フォルダを作成し、複数の職員で内容を確認してから送信するという。
日光市市長は、「この度、メール送信時に個人情報の不適切な取扱いが判明いたしました。職員の定期的な研修を実施し、適切な管理を徹底するよう指示してきたにもかかわらず、このような事案が発生しましたことは、誠に遺憾であります。市民の皆さまや関係者の皆さまに多大なるご迷惑とご心配をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」と述べている。

【参考記事】
メールによる個人情報を含むデータの誤送信について
https://www.city.nikko.lg.jp/soshiki/index.html