岐阜県で結婚を支援する施設やプログラムを提供する「ぎふマリッジサポートセンター」において、メール送付時の設定ミスによる情報流出が発生したという。
ぎふマリッジサポートセンターの業務は、委託事業者である「日本イベント企画」社により運営されており、同社が従業員結婚支援団体宛にメールを送信した際に誤送信が発生している。
受信者から「本文内のリンク先に誤りがあると」指摘され、誤送信が発覚。
調査の結果、メール本文内のリンク先から団体の担当者の氏名や個人メールアドレスなどが掲載されたファイルが閲覧可能な状態となっており、１３団体に閲覧されていたという。
同社は、リンク先にアクセスした１３団体にファイル削除を依頼しており、外部への情報流出はないと説明している。
今後の対応策として同社は、個人情報を含むデータはパスワード設定を必須とし、県主導で情報関連業務のリスクの洗出しと対策を行うという。
また、業務従事者への情報セキュリティ研修も実施される予定とされている。
【参考記事】
従業員結婚支援団体に係る個人情報の漏えいについて
https://www.pref.gifu.lg.jp/site/pressrelease/
