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警察官、個人の犯罪歴や内部文書を第三者に送信し逮捕【鹿児島県】

鹿児島県警の警察官が個人情報流出の疑いで逮捕された事件で、9日、警察官の身柄が鹿児島地方検察庁に送られた。

逮捕されたのは「曽於警察署」地域課巡査長の藤井光樹容疑者(49)で、2023年6月にスマートフォンのメッセージアプリを使って特定個人の犯罪歴に関する情報を第三者に送信。
さらに、刑事事件当事者の個人情報が記された内部文書を、同じ第三者に郵送して職務上の秘密を流出したとして逮捕されている。
藤井容疑者は、県警本部の公安課に勤務していた立場で、「告訴・告発事件処理簿一覧表」を照会できる権限を持っていた。
当該事件はwebメディアの記事により内部文書の流出が明らかになっており、県警は関連する100件以上の事件で約300名分の個人情報が流出した可能性を視野に調査を実施。
藤井容疑者と関連者や動機についても同様に調査が行われている。
同時に、個人情報が流出した被害者や関係者には個別で通知と謝罪を行うとされている。
藤井容疑者は調べに対し容疑を認め、身柄が鹿児島地方検察庁に送られた。

【参考記事】
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20240409/5050026527.html
https://news.goo.ne.jp/article/ktstv/nation/ktstv-17991.html