埼玉県上尾市にある特別支援学校において、生徒の個人情報を含む動画が一時的に外部から閲覧できる状態になる事故が発生した。
同校の職員2名は、学校生活の写真を用いて作った動画を同校保護者に限定公開するため、予約公開の設定をした上で動画サイトに掲載した。
後日、保護者から「動画が外部から閲覧できる状態になっている」との指摘から問題が判明した。
動画には生徒約50名分の映像が含まれており、うち18名は氏名がわかる内容だった。
学校は事故発覚後、動画サイトの該当動画を非公開に設定し、保護者をはじめ全関係者に報告と謝罪が行われている。
現時点では、第三者による不正使用などの事実は確認されていないという。
再発防止策として、今後は校長会議等を通じて、全県立学校において個人情報の適正な管理を徹底するよう指示することが計画されている。
【参考記事】
生徒の個人情報を含む動画の流出について
https://www.pref.saitama.lg.jp/kense/shiryo/nyu-su/2024/3gatsu/index.html