日本商工会議所において、外部からの不正アクセス被害が検知されている。
日本商工会議所の「小規模事業者持続化補助金」に関する事業は複数の組織により運営されており、今回不正アクセス被害が確認されたのは運営組織に含まれる「日本経営データ・センター」社で、同事業の実施に関連する情報管理などの業務を担当している。
同社の業務サーバー内のデータが滅失・暗号化されていたとのことでランサムウェア攻撃によるものとみられている。
日本商工会議所は被害の範囲の特定や情報流出の有無など詳細調査が進められている状況とのことで、具体的な原因などは明らかになっていない。
また、影響が懸念される補助金申請者や関係者に対しては個別での連絡が実施されているという。
公表時点で個人情報保護委員会への報告や警察署に相談など行われており、今後の調査状況から詳細情報が更新される予定。
【参考記事】
小規模事業者持続化補助金事務局（商工会議所地区）のサーバへの不正アクセスについて
https://r3.jizokukahojokin.info/
