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天気予報を閲覧中にウイルス感染警告 遠隔操作され個人情報流出の可能性【山口市】

山口県山口市のイベントにおいて、個人情報流出の可能性が判明した。

公表によると、同市のサッカー専用の球技場「やまぐちサッカー交流広場」の指定管理者である「八坂地区村づくり協議会」職員が、施設のパソコン端末を使用してインターネットで天気予報を閲覧中、画面にウイルス感染の警告が表示されたという。
その後、職員は表示された連絡先に電話。
電話に出た男性とみられる人物の指示に従ってパソコンを操作したところ、画面が黒くなり端末が使用できなくなったという。
約1時間後に端末をネットワークから切り離したものの、この間に施設のサーバーが不正アクセスされ、個人情報が流出した可能性があるとされている。
なお、職員は電話でウイルス駆除に費用がかかるとする提案をされているが、応じなかったという。
なお、当該事案により同広場で行われたサッカー教室などの参加者情報が影響を受けたとみられており、氏名、住所、生年月日、電話番号が流出した可能性が懸念されている。

同協議会は対象者に電話やメールで事案の発生を通知し、謝罪している。
公表時点での二次被害は確認されていないものの、市は引き続き事態の収拾に対応を進めているとのこと。

【参考記事】
<報道資料>やまぐちサッカー交流広場における個人情報漏えいの可能性のある事案の発生について(交流創造部 スポーツ交流課)
https://www.city.yamaguchi.lg.jp/