大阪市立中学校で、個人情報が記載された用紙を誤って裏紙に使用して配布し、情報流出が発生したとのこと。
数学科のテストに関する用紙を印刷し配布する際、再利用した用紙裏に個人情報が記載されていたというもので、受け取った保護者から「裏面に個人情報が記載されている」との連絡で発覚している。
該当する用紙を回収したところ、個人情報が印字されていたものは70部で保護者名、生徒名、住所、給食費未納一覧、口座情報など計28世帯69名分が記載されていた。
原因は、個人情報管理に関する指導不徹底とされており、文書の印刷と配布時の裏面確認が行われていなかったという。
同中学校の校長および教頭は影響を受けた全家庭に状況説明および謝罪を実施。
今後は文書の廃棄を徹底し、個人情報管理に関する校内規定の点検を進め再発防止を図るとのこと。
【参考記事】
報道発表資料 大阪市立中学校における個人情報を含む文書の漏えいについて
https://www.city.osaka.lg.jp/index.html