テレビ番組の無料配信サービス「TVer(ティーバー)」において、ユーザーデータの不適切な取扱いがあったとして情報公開された。
10月26日公表内容によると、一部のユーザー情報の利用に関する選択において同意していないにもかかわらず同意している状態となり、放送局や広告会社、調査会社、広告配信事業社などの外部にデータが提供されている事態が発生していたという。
原因はプライバシーポリシーの更新に関連するアプリの不具合とのことで、アプリ開発時のミスによる誤った挙動だったと説明されている。
なお、誤って提供されたデータには端末識別子、TVerサービスの利用状況、生年月、郵便番号、性別などが該当する。
個人を特定する情報は含まれていなかったと説明されているが、影響を受けた端末数は約45万台、データ件数は約8.9万件になるとみられている。
公表時点でアプリの不具合に関する修正可能な状態となっているとされており、影響を受けた全ユーザーには個別での案内が実施されるとのこと。
今後の対応策および再発防止に向けてセキュリティ強化に取り組むとのこと。
【参考記事】
【重要】プライバシーポリシーの更新に伴うアプリの不具合とユーザーデータの不適切な取扱いに関するお知らせとお詫び
https://tver.co.jp/