日本大学医学部附属板橋病院において、従業員のミスにより患者情報がweb上に公開される事態が発生した。
誤って公開されたデータは「医療材料使用報告書」のPDFファイルで、患者名や検査に関するデータ、処置名、使用した医療材料など9名分が含まれていたという。
原因は、同病院の事務処理担当者が誤って不要なデータをweb上に保存したことによるものとされている。
問題発覚後、板橋病院はデータを削除すると同時に影響した9名に個別での状況説明および謝罪行った。
公表時点で患者情報が不正に利用されたとする事実は確認されていないとのことで、二次被害を防ぐための措置を講じているという。
また、データ管理の見直しや教育強化を行い、今後の再発防止に取り組むとしている。
【参考記事】
当院における個人情報漏えいについて
https://www.itabashi.med.nihon-u.ac.jp/